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訃報が続く

訃報が続く
after311脱原発弘前映画祭は、次回9月26日で第17回を迎えるのだが、17回のうち5回「福島生きものの記録」(岩崎雅典監督)を上映してきた。クラウドファンディングの呼びかけにも応え、10万円送金した。偶然だけど、我々の送金でクラウドファンディングが達成されてえらく喜ばれた。2018年5月12日にシリーズ5「追跡」を上映した時、岩崎監督から、体調が悪く取材を続けられないこと、誰かに調査と記録を引き継いでもらいたいと念願しているとメッセージをいただいた。今朝、秋田魁新報に岩崎監督の訃報が出ていたと知らせてくれた人があり、亡くなられたと知った。
2014年に行った映画祭第2回の時、第1作「被曝」の上映に取り組むと決めた時、岩崎監督から「僕は行かなくていいのか?」と上映挨拶に行ってもいいよと申し出てもらったのだが、その時映画祭実委は金がなく、上映料と会場費でアップアップで、監督の旅費まで工面できなかったので断ってしまった。その後、全国の上映会で岩崎監督が「僕の作品をずっと続けて上映してくれているグループが弘前にあるんだよ」と話していると知らせてくれた人があり、いつかは必ず来てもらおうと言いながら時は過ぎ、第5作の時打診したら、体調不良で動けない、行けないと言われたのだった。なので私たちは「福島生きものの記録」を5作全部上映会したが、岩崎監督には会えずじまいだった。
先週、幌延町議を5期務めてこられた鷲見悟さんの訃報も聞いたばかりだ。気が滅入る。残念だ。

鷲見さんを偲ぶ

鷲見さんを偲ぶ
幌延町議を5期も務めておられた鷲見悟さんが亡くなられたそうです。過日、友人から知らされて愕然としています。
写真は、2014年に幌延を訪ねたときに一緒に撮ったものです。
2013年から15年にかけて、純が北海道一周ツーリングをやっていた際、函館から日本海側を北上して稚内をゴールにしました。仁平先生は美幌の御出身なので美幌に親戚を訪ねて滞在しておられ、わたしは網走に実家があるので母に会いに行く日程を合わせ、稚内で合流しました。その時、せっかくここまで来たのだから、幌延を見て帰りたいという話になり、幌延の見どころを鷲見さんに聞いてみろという、まことに軽いノリで先方の迷惑も顧みず突然電話しました。そして、なんと鷲見さんご本人の案内で深地層研究センターのPRセンターだとかサロベツ原生花園だとか、あちこち半日もおつきあいいただくという僥倖を得ました。
町議としても旺盛に活動しておられ、ヤクザがらみのトラブルを相談されて解決したら、御礼に「廃船」をもらった、うへえと思ったが自力で解体して鉄くず屋に売った、とか、牛の初乳を製薬会社に恒常的に売るルートをつけたとか、東洋大学時代の学生紛争の話だとか、お話がおもしろくてあっという間に時間が過ぎました。前回落選するまで、幌延町議選は無投票だったのですが、町内の保守も、これだけバイタリテイ豊かに活動されたら、いくら共産党が目障りでも落とすことができなかったんだと思います。
帰ってから、突然お訪ねしたお詫びと御礼のために黒石の地酒「亀吉」を送り、それから毎年、鳴海さんのりんごを送っては幌延のハムをいただくというおつきあいをいただいておりました。遠藤順子さんが立候補した六ヶ所村長選には、為書を送っていただきました。
コロナがおさまったらまた行きたいなと思っていたのですが、幌延に行ってももう鷲見さんがいないのだなということを、未だ信じられない自分がいます。とても悲しい。ご冥福をお祈りします。
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一日千秋うちの朝ごはん

一日千秋うちの朝ごはん
シャケの塩焼き(半分)、目玉焼き、納豆(ひきわり)、青菜のおひたし、ふのりのお味噌汁、ごはん
竹浪恭二郎さんは、納豆がキライ(全く食べられない)ので代わりに梅干しです。純は梅干しがキライ(食べる分には食べるけど好きではない)なので納豆です。納豆はひきわりじゃないとイヤ(丸納豆も食べられるけどひきわりが好き)な上に、タイシ納豆は絶対買わないというのが家訓みたいになっていて、納豆は必ず別の会社のひきわりを純が選びます。
うちの朝食は、魚と青菜の種類とお味噌汁の実が違うくらいで毎日ほぼ同じです。ご飯は釜で炊きます。この釜は竹浪セツさんが50年か60年くらい前にむつの角違小学校に赴任した時買ったとかいう年代物で、電気炊飯器ももちろんあるんだけど、この釜を納屋で発見して以来全く使っていません。
因みに、わたしは朝が弱く、朝は野菜と果物のスムージーとコーヒーしかお腹に入りません。なので、これは純と恭二郎さんの朝飯で、わたしの朝飯は、ほぼ同じ内容でお弁当となります。
(Nさんが先日からFB朝ごはんシリーズを始められたので、あ、いいな、わたしもやろうかな、と思ったのですが、よく考えればわたしの朝ごはんは毎日同じなので、シリーズになりませんのでこれ一回限りです)

秋田雨雀記念館にいってきた

秋田雨雀記念館にいってきた
純が、庄司さんが、廃業した酒蔵を後世に残したいというプロジェクトに取り組んでおられ、そこで土日だけcafeをやっているというのに挨拶に行くというので、黒石に行くんだったら、かねてより一度行ってみたかった秋田雨雀記念館に寄ってくれない?というので一緒について行った。
実は、竹浪恭二郎さんのお父様(純にとってはおじいさん)は、黒石の鳴海酒造の家の出で、鳴海酒造から板柳の竹浪酒造に婿養子に行ったのである。で、黒石に行くならと、竹浪恭二郎さんも一緒に来ました。
庄司さんのところで文庫蔵等も見せていただいて、お昼もいただいて、すっかりくつろいでゆっくりさせていただいて、さて、というので秋田雨雀記念館に行ったら、入り口に、鳴海完造と秋田雨雀の特別展のポスターが貼ってありまして、鳴海完造さんというこの人物は、竹浪恭二郎さんのお父様の弟だそうでして(8人兄弟下から2番目)、60年も前にソ連に行ってそのまま10数年も帰ってこなかったというプーシキンの研究者だったのだ、ほれ、ここに写真ある!あれまー、こんなに大きい完造さんの写真見たの久しぶりだじゃー、あー、わあは学生時代この人の家に行ったよ、とかいう話を、ふたりして、今わたしにするなよな、それ最初から言ってよね、なにそれ?マジで?ということがあった。
鳴海完造さんの文学碑が、黒石の黒森山浄仙寺にあるそうなのだが、わたしはどうしても行ってみたかったのだが、今行っても確実に雪の下に埋もれてるだろうから春にまたねと言われてしまったのだが、文学碑があるのである。で、その碑に、鳴海完造氏の碑に何と書かれているのかというと、以下のとおりなのである。
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知りたい知りたい
この世は知りたいことばかり
だから私は忙しい
年をとっても忙しい
毎日毎日忙しい
死ぬまで退屈しないだろう
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で、わたしが何を考えたかというと、血は争えん。

亡友を思う

彼女の方が最初から圧倒的に有名だったし、彼女がわたしに興味ないと思えばそれまでみたいな距離だったのに、時々手紙をくれて、時々会ってくれて、本を送ってくれたり、メールをくれたり、何かとおつきあいが12年も続いたのは、彼女はわたしを嫌いじゃなかったんだろうと思うことにしている。何事にも丁寧で、いつも人の気持ちを考えずにはおられないような人だったので、わたしのガサツでイイカゲンなのが却って気に入っていたのかもしれないと、自分に都合よく理屈をつけている。ガサツもイイカゲンも、ご自身にはないものだから。
 彼女のことを思うと、一緒に白神の遺伝子保存林に入った時に、折あしく少し雨だったので、ピンク色のカッパを着て、さあ行こうという時に振り返った、あの嬉しそうな笑顔が思い浮かぶ。会議の後長瀞まで足を延ばして、一隅舎で陶芸体験を申し込んで、彼女は悩んだ挙句ビールのジョッキを作って、それが思いのほかうまくできたんで、それまでずっと電車の中で会議のことをあれこれ思い悩んでいたのをつい忘れちゃったという、あの顔も思い浮かぶ。大間の本のことでIさんに詰められてすっかり参っていたとき東京で会って一緒にしこたま飲んだのだが、わたしが「Iさんさあ、わたしがそれは聞いてませんといくら言っても、いいや!言った!!って言われるんだよね。Iさんてもしかして思い込みすごい?」と言った時、まるで赤べこみたいに大きく何度も何度もうなづくから、二人でつい爆笑して、レストランの隣の席の人が思わずこっちを見たという、あの時の、失礼しました~、という、ちょっと困ったけど おかしくて笑うのが止められないというあの笑顔も思い浮かぶ。最後に柏市の駅前の小さなケーキ屋の奥の喫茶室で会った時の鎖骨の浮き上がった胸も思い浮かぶ。
 旭爪さんは昨日亡くなってしまった。わたしより2歳も若い。病状が思わしくないと聞いていたから、遠からず訃報を聞くことになるだろうと思っていたのだけれど、実際に亡くなられたと聞いた今、突然胸がいっぱいになっているこの喪失感はなんなんだと自分でびっくりしている。
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takenami kyoko

Author:takenami kyoko
北海道に18年、青森県に34年住みました。北国の暮らしの中であったことや考えたことを写真とともに書いていきます。

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